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高橋祐幸のブラジル便り・目次
 

高橋祐幸(たかはし ゆうこう)

ブラジル・サンパウロ在住。1933年岩手県生まれ。1960年にブラジルにわたり、日本商社の現地法人(三菱商事)に35年間勤務。退職後ボランティアでトヨタカップ南米代表実行委員を15年間務め、川崎フロンターレ、大宮アルディージャのブラジル代表顧問を約8年間務めた。県立盛岡中学(旧制)で、八重樫茂生(メキシコ五輪銅メダル日本代表キャプテン)と同級生だったことがサッカーに携わる機縁ともなって、日本にもブラジルにも広いサッカーの人脈を持つに至った。


 

 


#30
日本初戦の敗因は?
(2014/6/21)

コートジボアール 2対1 日本(6月14日)

★日本代表のふたつの欠点
  日本VS象牙海岸の試合について、日本の友人諸兄からいくつかのコメントを頂戴した。その中のふたつを紹介する。
  1)「日本は順当な敗北となった」(順当に勝ち進んだとは聞く言葉だが、順当に負けたと云う言葉は初めて聞いた)
  2)脚が細く短く体力はひ弱な黄色軍団が、脚力は強く体力は屈強な外人選手との格闘技で勝てる筈がなく、負けるのは当然。

  こういう敗北肯定派のコメントが多かった。

  私の考えはこうだ。
  自陣ゴールに迫られ 折角ボールを取り返してもそれを旨く?ぐことが出来ずに直ぐ相手にボールを奪い返されて仕舞う。
  敵陣ゴール前の日本人選手に後方から折角いいボールが上がってきても、瞬間的に身を交わしてゴールに蹴り込む反発力に欠けるため得点出来ない。
  この二つが日本代表の欠点ではないかと思う。
  ギリシャ戦に勝って、コロンビア戦で勝つか引き分けたら16強に入る可能性もなきにしもあらずだが、先ずは一勝を上げてほしい。



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